アトピー肌に手作り石鹸、手作り化粧水がやさしい!

今日は石けん作り。石けんを手作りするようになって早7年がたちます。

きっかけは、ある方から頂いた、前田京子さん著「お風呂の愉しみ」という本。

石けんを手作りするといかに上質の石けんができ、いかに入浴生活を楽しむことができるか、という本でした。本の通りに苛性ソーダと良質のオイルを混ぜて鹸化し、アロマオイルで香りをつけて型に流し込む。じっくりじっくり固まるのを待つこと1か月。

苛性ソーダとオイルの割合がオイル優位。鹸化し切れない良質のオイル滴という天然保湿剤入り無添加手作り石けんは、固まるのに時間を要しますが、大量生産の市販の石けんにはない素晴らしい使用感があります。

いざお風呂で初めて身体を洗ったときの感動と言ったら!!!適度なオイルのベールをまとってお肌がすべすべ。幸せ~

「お風呂の愉しみ」には「オリーブオイルのみで作る「オリーブ石けん」、オリーブオイルとパームオイル、ココナッツオイルで作る「マルセイユ石けん」、さらにスイートアーモンドオイル、ホホバオイルを加えた「最高に贅沢な石けん」の3種が紹介されています。使用感とコスト面、ミックスオイルが手に入りやすい手軽さから、私はいつもマルセイユ石けんを作ります。

作り方はざっとこんな感じ。①オイルをガラスのボールに入れて湯煎し、38~40℃にあたため、②苛性ソーダの水溶液(混ぜたとたんに80℃くらいの科学熱を発する)を同様の人肌まで冷まして、①と②を混ぜて分離しないようにときどきかき混ぜます。初めは透き通っていた液がだんだん混濁し、約12~24時間(季節による)でドロドロしてきます。そしてお好みのエッセンシャルやはちみつ(保湿目的)を加えて牛乳パックのような型に流し込み、3~7日寝かせます。

型から出せるくらいの硬さになったら型を切り開いて取り出します。さらに1~2日、包丁で切れるくらいになったら8等分に切り、約1か月熟成させて出来上がり。

すっかり前田京子さんのファンになってしまった私。さらに化粧水の手作り。と言ってもグリセリンとエッセンシャルオイル、水というシンプルな材料で作るごくごく簡単なもの。でもお肌にもお財布にも優しいこの化粧水を洗顔後にバシャバシャ使ってみたところ、スーッとなじむ違和感のなさ、さっぱり感。そしてさらに手に取った化粧水に椿オイル(オリーブオイルなどでもよい)を少したらして手でなじませ、顔につけるのが私のシンプルスキンケア。肌荒れ知らずです。

作り方の詳細は本を読んでくださいね。作るなんてとんでもないと思う方も読むだけで楽しい本ですよ。自分で手作りすれば素材や香りが選べて完全無添加。経皮毒の心配もなく、アトピー肌にも超優しいんです!

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