五十肩とラジオ体操とヨガ

56歳になる私は、自分だけは五十肩にならない、と何の根拠もなく思ってきました。しかし、4か月前その日はとうとうやってきました。五十肩の苦しみとラジオ体操、ヨガでの克服のお話です。

昨年7月ごろのこと。お恥ずかしながら家から駅に向かう下り坂を走っていて転倒し、右手のひらと膝をすりむきました。奇跡的にズボンは破れず、キズも順調に治りました。なにせ皮膚を治す専門家ですから(笑)

ところが、その2、3か月後から何となく右肩の違和感を感じ始めました。当初は気のせい?と思っていましたが徐々に違和感が痛みに変わり、腕を上げる、右手でテーブルを拭く、駐車場で駐車券を機械から抜きさしするなど何でもない日常動作に支障をきたすようになってきました。

整形外科でレントゲンを撮ってもらうと、骨には異常なく、痛みで動かさなくなったために周囲の筋肉が固まていると言われ、ちょっとずつ動かそうと努力するのですが、痛くて日課だったラジオ体操もやる気をなくしました。夜も痛みで目を覚まし、朝は激痛でしばらく動けないほど。

少し前に妹が五十肩になったと聞いた時には、「あ、そうなんか~みんななるもんね」と思っただけで済ませたことを今更ながらに申し訳なく思いました。妹に現状を訴えると「あ~同じ同じ!それ絶対五十肩よ!」みんな黙って耐えていたのね?

肩が痛いと家事もやる気がなくなり、本を読んでいてもパソコンのキーをたたいても激しい肩こりが襲ってきます。これではいけないと整体院に通ったりもしましたが、まったく変わらず。

でも待てよ。朝が一番痛いという事は、やっぱり動かさない事で痛みが増強してるのだ、と頑張ってラジオ体操を再開。もちろん右腕は上がらず、腕を回すこともできませんが、とにかく音楽に合わせて出来る範囲で体を動かすことにしました。

ラジオ体操のYou tubeを閲覧すると、ついでに「簡単エクセサイズ」「肩こり解消ヨガ」などの動画が芋づる式に出てきます。ラジオ体操に慣れて少しずつ腕が動くようになったら、楽しくなって簡単な筋トレやヨガにも挑戦。

ヨガのポーズは、初めはひどいものでしたが、毎日続けているとだんだん身体が柔らかくなってポーズをとるときの辛さが減ってきます。その姿を授乳しながら見ていた娘は、「当初は動画の画面を見ないとお母さんがどんなポーズをしようとしてるのかわからんかったけど、どんなポーズしようと思ってるのかはわかるようになった。」とほめて?くれます。自分では、ずっと先生と同じポーズをしていたつもりなんですけどね(笑)

ところで、ヨガマットを敷くと、愛犬モカもヨガを始めます。

今や朝ヨガとラジオ体操、筋トレで一日が快適!!そして、なんといつの間にか50肩が気にならなくなってる!!

ほんのちょっとでも自分から動くこと、毎日続ける事って、大事なんですね。

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